こんにちは
出張パーソナルトレーニングをしている瀧田です
パーソナルトレーニングをしていて、よくお客様に話していることを書いていきます。かなり抽象的な内容になっていますのでご容赦ください。
どんな目的でも一貫していること
これまで、3〜100歳までという幅広い層のお客様がいらっしゃいます。それぞれパーソナルトレーニングを受講する理由は様々です。お子様の場合は、スポーツパフォーマンス向上、怪我予防、運動神経を伸ばしたい等です。大人の場合は、ダイエット、姿勢改善、慢性腰痛、肩こりの改善等。シニアの方の場合は、姿勢改善、歩行能力の向上、生涯現役の身体づくり等です。
このように様々な年齢、性別、目的がありますが、共通してお客様に伝えていることがあります。
すべてを動かす
ダイエットも、肩こり解消も、産後のトレーニングでも、すべての身体の部位を動かせる様にすることが必要です。
人の体には、様々な骨、関節があります。それを動かし、支えている筋肉、筋膜があります。更にそれに命令している神経があります。
よく使えていない筋肉を使える様にしましょう。なんて言葉をよく耳にします。全く使えていないなんて事はありませんが、ちゃんと機能を果たしていない筋肉はあります。そんな筋肉をうまく機能させて、関節をスムーズに動かしたり、骨を支えたり、するだけでも、目標に一歩近づきます。
肩こりを改善するには・・・
例えば、肩こりを改善したい人がいるとします。肩にとって肩甲骨、鎖骨といった骨の動きが、とても重要なのですが、これがちゃんと機能を果たせていないと、肩がスムーズに動きません。スムーズに動かないというだけで、重たくなったり、無駄な力が入りすぎて、筋肉が張ってしまうかもしれません。
肩甲骨、鎖骨が本来の動きを取り戻してくれれば、それだけでも肩はスムーズに動き肩こりも改善されることが多いです(勿論、すべての人ではありません。)
エラーを減らす
一つの筋肉が上手く機能しなくても、何の問題も起きません。気づきもしません。他がカバーしてくれるからです。しかし機能しない箇所が増えればカバーする方の負担も増えるし、カバーに回る数も増えます。
例えば、スマホを長時間使用し、スマホの画面をタップしている指を酷使します。これにより親指が伸ばすのが硬くなってしまいます。この動かしづらくなった親指の動きをどこかがカバーしなければならなくなります。これだけで必ずしも問題が起きるわけではありませんが、これをきっかけに連鎖で不具合が出ることもあります。
このように本来の機能を果たせていない箇所に、機能を取り戻していくだけでも、少し身体が軽くなります。
完全にすべて動かせるようになることは難しいでしょう。しかし多くの部位が機能してくれれば多くの問題が解決へ近づきます。