こんにちは
東京・埼玉を中心に出張パーソナルトレーニングをしている
瀧田雄也です
産後トレーニング&コンディショニング
今年も産後トレーニングの話をいくつか頂いており、本当に有難いことです。そこで今回は産後トレーニングとコンディショニングの基本的なお話を振り返ろうと思います。
私自身子どもが2人おり、妻のトレーニングを見ていますし、出張型のパーソナルトレーニングという性質上、以前から産後トレーニングの依頼が多いです。
そんな数々の事例も交えて書こうと思います。まずはこんな事はありませんか?
時間の制約
忙しいママには、自分の為に使える時間が少ないです。その為トレーニングやストレッチ、ウォーキングなどに費やせる時間がありません。
産後パーソナルトレーニングでは、短時間でも簡単にできる方法を一緒に探して決めています。簡単なトレーニングと言っても人によって感じ方は違います。場所、時間、立った状態、座った状態、寝た状態がやりやすいか?お客様に合わせてトレーニングやストレッチを選んでいます。
2人目以降の身体
よく聞く話ですが「2人目以降は身体が戻らない!」
原因は様々考えられますが、こう感じる方が多いでしょう。2人目となると、上の子がいる状態での育児になりますから、時間や気持ちの余裕も無くなるので、自分のことに気が回らないでしょう。年齢的にも筋力低下が始まっていたり、1人目の出産で落ちた筋力を戻さないまま2人目を出産して、より筋力が落ちていることも考えられます。
これもあって2人目以降で産後トレーニングを始められる方が多いですが、1人目で始めた方が良いのは確かです。
20代の方法が通用しない
皆さんそれぞれ経験があると思いますが、「〇〇をすれば体重が落ちる、お腹が引っ込む」という自分だけのルールがあったりすると思います。しかしこれは産後の体重増加や体型の変化には聞きません。それに30代、40代と年齢が高くなるほど、やり方は変えないと体型の維持はできません。
痛みや疲労
産後の悩みで多いのは体型だけでなく、痛みや疲労も多いです。背中や腰に痛みを抱えていたり、疲労が溜まっていて運動どころではない人も少なくないはずです。
今回のテーマにもある「コンディショニング」とは身体を正しく機能させることです。姿勢調整や硬く緊張した筋肉の緊張とったり、骨盤や肩甲骨などの位置を調整したりすることで、痛みの改善や疲労回復の手助けとなります。これは私自身得意とする分野でもあります。
コンディショニングでまずは元気になってもらいます。
産後の身体
産後の身体は少し特殊です。骨盤底筋群がダメージを受けていたり、腹筋群が伸びて上手く使えなくなっていたり、ホルモンの影響により靭帯が緩んでいる期間がある為に、足底のアーチの機能が落ちていたりします。
「お腹が引っ込まない」「腰が反ってしまう「姿勢が変わってしまった」「お尻周りの形が変わってしまった」「背中腰が痛い」
なんて事が起きても不思議ではありません。普通にトレーニングをするのではなく、これらにアプローチする必要があります。
骨盤周りを整える
よく「産後は骨盤が・・・」なんて話があります。産後トレーニングでは、しっかり骨盤も細かくチェックして修正とトレーニングを行います。詳しくはまた別に機会に書きます。
整えるだけでは戻ってしまう
重要なのは「整えるだけでは戻ってしまう」という事です。どうしても他力でどうにかしたくなりますが、本当に良くするには自力が必要不可欠です。タイトルにある通りトレーニング&コンディショニングの両方が必要なのです。
また今度書こうと思いますが、開脚がいい例です。開脚のストレッチだけやっていれば開脚はできません。意外とスクワット系をしっかり正しくやっていた方が出来るようになる例もあります。
楽しみながら
最後に長々と書きましたが、何より楽しみながら続けるのが大事!だと考えています。マウスの実験でもありますが、いやいや車を漕いでるマウスと自分の好きな時に車を漕いでいるマウスでは、運動の効果に差が出ます。これは人間も一緒です。
お尻が少し上がった?脚が細くなった?お腹が引っ込んできた?など、少しずつ変化を楽しめるのが一番だと思います。
今回はとても長くなってしまったので、このへんで。
興味がある方は是非体験トレーニングからお試しください。