こんにちは
出張パーソナルトレーニングをしている瀧田です
ここ2年、本当に肩こり腰痛のご相談が増えました。生活環境が変化した影響で、座っている時間の増加や活動量の低下が一つ原因になるでしょう。
知人のマッサージ屋さんも、ここ最近すごく忙しいという話を聞きました。一時はお客さんが減ったらしいですが、今はむしろ増えているそうです。それだけマッサージやストレッチは需要が増加しているようです。
今回はマッサージやストレッチでを受けるだけでは解決しないという話ですが、マッサージ、ストレッチを批判するわけではありません。私自身も提供していますから。
マッサージやストレッチを受けて筋肉を柔らかくするだけでは、肩こりや腰痛は解決しないというお話です。
筋肉は柔らかい方がいい?
筋肉は柔らかい方がいいと思いますか?
何となく柔らかい方がいいだろうと思っている方が多いと思いますが、とにかく柔らかい方が良いとは言えません。筋肉はあまり柔らか過ぎると収縮する能力が低下するので、力が入りづらくなってしまいます。
人間の姿勢は骨を筋肉が前後左右、内側外側とバランスよく引っ張りあって支えています。程よい緊張が筋肉にないと姿勢は崩れてしまいます。
この崩れた姿勢を無理やり直すために、一部の筋肉を緊張させることもあります。これでは結局どこか硬くなってしまったことになります。
筋肉が硬いメリットもある
では、硬い方がいいのでしょうか?
これもそうとは言い切れないのです。筋肉が硬い、緊張している状態の方が力は入りやすいです。しかし入りすぎてしまうというデメリットもあります。
もう混乱している方もいると思います。簡単にまとめると、どちらも極端になってしまうとデメリットが大きくなります。つまり程よくバランスよく、ということになります。
理想論は理想論
少し脱線しますが、理想論を言えば可動域があって、その可動域をコントロールするだけの力があれば良いということになります。
しかしこれは理想論で一般の方がその領域で維持するのは、難しいです。他にも色々やることがありますから。
そうなると、ある程度の可動域でセーブすることも選択肢に入れるべきです。自分の生活にあったところで線を引いて、そこを目指すのが良いと私は考えています。
ここまで柔らかいと良い!という情報を見つけても無視することも大事です。
結局は機能しているか
今回は筋肉が柔らかい硬いの話でしたが、結局は筋肉がちゃんと本来の機能を果たせているかが大事です。柔らかいか硬いかは結果的には関係ありません。
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